Solution1
中・大型部品の高速・高解像度外観検査
ユースケース概要
拡大視野を高速切り替え、広範囲も細部も一度に撮影
従来の検査では「広範囲」と「高解像度」の両立が難しく、カメラやワークの移動がタクトタイムを圧迫していました。本製品は、広角視野で全体を捉えた後、拡大視野を高速に切り替えて、ワーク全体を連続して高解像度撮影。外部の大型駆動装置の動作を最小限に抑えることで、広範囲・高解像度検査とタクトタイムの大幅な短縮を同時に実現します。
撮影位置指定によりデータ量をスマートに削減
高解像度での撮影は、生成されるデータ量が膨大になり、サーバーを圧迫したり画像処理に時間がかかったりするという新たな課題を生み出します。高速トラッキングカメラは、広角視野で認識したワーク形状に基づき、本当に検査が必要な箇所だけをピンポイントで指定して拡大撮影が可能です。検査に不要な背景領域などを撮影しないため、生成データ量を劇的に削減でき、ストレージ容量の圧迫を防ぎます。

